疥癬の症状
疥癬の症状
疥癬の症状
「疥癬」という漢字。
わたしには読めませんでした(笑)
「疥癬」(かいせん)という病名は聞いたことがあるような気がしますが、漢字も読めなかったくらいなので、全く知識がなかったので、疥癬の症状など調べてみました。
(引用ここから)
ヒゼンダニ(疥癬虫)というダニの一種が、皮膚の角質層内の寄生しておこる皮膚感染症です。古代バビロニアの時代から知られており、数千年の人類の歴史に影響を与えてきた病気です。ナポレオン時代の戦争で疥癬の流行がフランス軍の戦意を失わせたのは有名です。肖像画のナポレオンが胸に手を入れているのは、疥癬で痒いため、と言う話も有ります。
その疥癬の事を順を追ってお話して行きましょう。
ヒゼンダニ(疥癬虫)とはどんな虫なのでしょう?
300ミクロンよりちょっと大きいくらいの肉眼ではほとんど見えないもので、ダニ類に属します。
卵は2〜3日で孵化し、3〜4日の幼虫を経て、若虫となります。この若虫から成虫に脱皮するまではおよそ5〜6日。幼虫、若虫は皮表を動き回り適当なくぼみや毛穴をみつけてそこには入り込むか、短い穴を掘って身を隠します。雄の成虫は雌を探し求めて雌よりも活発に動き回ります。交尾後、雄はまもなく死にますが、雌は角質層内にトンネルを掘り、毎日2〜3個ずつ卵を産み続け、4〜6週生き続けます。
50℃10分間の熱で死にますが、人体から離れて2週間はいきていたという観察があります。
診断には、皮膚の小片をピンセットでとり、顕微鏡で、この成虫、虫卵がいるかどうかを検査します。
(引用ここまで)http://www.iwate.med.or.jp/kaisen/kaisen2.html 県民のための健康増進情報
ダニ!?(@_@)ですか〜。
ダニと聞いただけで、背中がむずむずしてくる私です。。
ナポレオンも悩ませていたダニがいたなんて!
疥癬でかゆいためにポケットに手を入れていたなんて、英雄ナポレオンのイメージがかなりくずれてしまいました(T_T)
とにかくかゆみがあるのが疥癬の症状のようですね。
(引用ここから)
症状は?
感染してから、2週間から約1ヶ月の潜伏期間があって発症します。重症の疥癬から移った場合は、その潜伏期間は短くなる傾向があるようです。また、一度直って、二回目、三回目の感染では感染後1ヶ月経たずにすぐ痒くなってきます。
激しい痒みが、たいてい顔、頭をのぞく全身にみられ、夜、お布団の中で体が温まったときに痒くなるのが特徴です。
赤い小さなぽつぽつ、大きなしこり、又、がさがさが体、腕、脚などに見られるほか、指の股、手のヒラ、足のうらなどの水ぶくれ、よく手首などに見られる、疥癬トンネルと呼ばれる3〜6ミリくらいの細長い皮疹などが特徴的です。男性では、陰嚢に赤褐色のしこりがよく見られます。
このような皮疹を、掻く事によって、また二次感染によって色々複雑な状態になってきます。
こういう通常の疥癬のほかに、重症なタイプの疥癬があります。
高齢のかた、特に悪性腫瘍などがある患者さん、ステロイドを使っていた患者さんでは、汚い黄色みを帯びた蛎殻(かきがら)のようながさがさがついて、一人の患者さんに100万ないし200万匹もの疥癬虫がつきます。このような患者さんから、介護の人、看護婦さん家族へと集団発生を引き起こしてしまうのです。
(引用ここまで)http://www.iwate.med.or.jp/kaisen/kaisen2.html 県民のための健康増進情報
疥癬の症状を読んだだけで全身が痒くなってくるようですね〜(>_<)
一人の患者さんに100万ないし200万匹もの疥癬虫が・・想像しただけで恐ろしいです。
ダニっていうのは目に見えないだけに余計に気分が悪いですよね。
疥癬の症状としては軽いものと重度のものと分かれるようですね。
集団感染なんてことになったら、こわい!!
病院などで疥癬の症状がでた場合は大変でしょうね。
他の患者さんや看護士さんにもうつる場合があるでしょうし。
色々調べると疥癬って本当にこわい病気だとわかりました。
疥癬の治療
疥癬の治療
周りでは疥癬になった、という人はあまり聞きませんが、どんなふうに疥癬になってしまうのか、またかかってしまった場合の疥癬の治療について調べてみました。
(引用ここから)
診断は?
痒みと、特徴的な皮疹があれば、診断が容易です。疥癬虫、虫卵の検出率も20〜60%と見つかりにくいため、症状が軽度な場合や、二次的な変化が加わった場合は診断が難しくなります。長いこと療養しているお年寄りがいないか、家族、友人に痒がっている人がいないか、介護、お見舞いなどに行く機会が多くないか、などという情報がとても大事なのです。 皮膚科で診察を受ける場合、そういう情報はしっかりと医師に伝えましょう。
移り方は?
人から人へと、肌を接することにより移ります。昔は、性行為感染症といわれていましたが、最近では、先にお話しした、高齢の、寝たきりの患者さんから拡がることの方が多くなってきました。
病室などで、シーツ、寝具、衣類に疥癬虫がいて、またフケの中に沢山つまった卵がついていて移ることも有ります。在宅のお年より、老人ホーム、また寝たきりの患者さんから、介護の人、看護師さん又その家族へとうつって拡がってゆきます。
(引用ここまで)http://www.iwate.med.or.jp/kaisen/kaisen2.html 県民のための健康増進情報
なるほど〜(-.-)
病院や老人ホームの寝たきりのお年寄りが疥癬にかかってしまうことが多いようですね。
寝たきりですと、毎日お風呂にはいったりすることは困難でしょうし、そういうのも疥癬にかかる理由なんでしょうか。
私の祖母がはいっている老人ホームはとても清潔そうで、ダニとは無縁のように感じましたが、シーツや寝具に疥癬虫が入りこんでしまうとなると、予防がむつかしいかもしれないですね。
(引用ここから)
治療は?
お風呂にはいって、石鹸で体を良く洗い、洗髪もしましょう。610ハップなど硫黄の入浴剤が効果を表します。ただし、効果を期待しすぎて濃度がこいと、硫黄かぶれをおこしそのための痒みが出ることもあります。気をつけましょう。
お風呂に入った後、疥癬虫を殺虫できる外用剤の塗布が必要です。顔、頭をのぞいて耳の後ろから全身に、お股もふくめ、指の股、爪の先まで余すところなく塗りましょう。ぶり返す人は、塗り残しがあるためとさえいわれます。痒いところだけチョコチョコ塗るのでは治りません。
感染の可能性のあった人は症状の有無にかかわらず一斉に治療を始めたほうが良い場合もあります。
虫体や、虫卵がなくなった後も、全身の痒みや、小結節がいつまでも続くことが多く、長いこと殺虫剤を付けることになってしまうことがあります。過剰な殺虫剤の使用は要注意です。痒みだけで皮疹の新生がない場合、痒み止めだけで十分な事も多いのです。
(引用ここまで)http://www.iwate.med.or.jp/kaisen/kaisen2.html 県民のための健康増進情報
やはり疥癬の治療は清潔にすることなんですね〜。
そして全身に外用剤を塗らないとだめっていうのも結構大変そうです。
寝たきりのお年寄りが疥癬の治療をするっていうのは、まわりの介護する人にもかなり負担がかかりそうですね。
指の股、爪の先まで薬を塗らないといけないとは!(@_@)
お年寄りの中には、他の病気や怪我などでお風呂に入れないという人もいるだろうし、疥癬の治療は薬を飲むというわけではないので、思ったより大変そうです。
そして、疥癬虫がいなくなった後にも痒みが続くなんて、やっかいです。
疥癬の治療は、かなり長くかかると考えたほうが良さそうですね。
ノルウェー疥癬
ノルウェー疥癬
疥癬の中でも一番重度の疥癬は「ノルウェー疥癬」と呼ばれてるようです。
そのノルウェー疥癬について調べてみました。
(引用ここから)
ノルウェー疥癬(Crusted Scabiesとも呼ばれる)は,ノルウェーの学者が報告した重症型の疥癬である。普通の疥癬のヒゼンダニの寄生数は1000匹程度で,約1ヵ月の潜伏期間を経て発症するが,ノルウェー疥癬は100万〜200万匹が全身に寄生するため,極めて感染力が強く,4〜5日で発症する。高齢者,重症感染症の患者,副腎皮質ホルモンや免疫抑制薬の投与中の患者など免疫力が低下している人が感染しやすく,病院や老人ホームで集団感染が起りやすい。普通の疥癬では短時間の接触では感染しないが,ノルウェー疥癬は患者の皮膚の落屑にもヒゼンダニが存在し,接触機会のある家族,介護者などに2次感染の危険性がある。 ノルウェー疥癬は手や体の骨ばった所で摩擦を受けやすい部位に,極めて厚い灰色から黄白色の鱗屑がカキ殻のようにつく。好発部位は手指,肘頭,膝蓋,臀部で,頭頸部や耳介にも好発する。爪に発症したものは,あたかも爪白癬にように見える。疥癬の確定診断後,殺ダニ薬を塗布し,痒みの強い時は抗ヒスタミン薬を内服する。 毎日入浴後,皮疹部だけでなく頭頸部から下の全身に塗布する。ただしノルウェー疥癬では頭頸部より上にも寄生しているので全身に塗布する。
(引用ここまで)http://www.fpa.or.jp/fpa/htm/infomation/QandA/qa01/qa01_07.htm福岡県薬剤師会 薬事情報センター
100万〜200万匹の疥癬虫が寄生とは!(+_+)
なんだか想像できない数ですが、これはかなり痒いでしょうし、何より恐ろしいのは、2次感染の危険性が高いというところですね。
2次感染を予防するためにノルウェー疥癬になった患者は隔離しなければなりません。
病院なら、隔離することも可能ですけど、万が一自宅にいる家族が感染した場合は隔離は難しいでしょうし、家族も感染すると考えて予防や治療するしかないですね。
治療については、普通の疥癬と同じように外用薬をぬればいいようですが、ノルウェー疥癬の違うところは顔や頭部を含め全身に塗らなければならないんですねー。
(引用ここから)
ノルウェー疥癬は、並の治療で治すことはできません。ノルウェー疥癬患者では100万匹を越える疥癬虫が寄生しているので、診断された時点ですでに介護者を含む多数の人へ感染していると考えなくてはなりません。
ただし診断は、ノルウェー疥癬を疑って鱗屑や痂皮を採って検鏡さえすれば、皮膚に無数に虫がいるので簡単です。皮膚にセロテープを貼ってはがしたものを検鏡するだけでも、多数の虫体や卵をみつけることができる場合すらあります。(普通の疥癬では、寄生数が少なく、皮疹の全てに虫がいるわけではないので、訓練された目で疥癬トンネルの先を狙ってメスやはさみ、鋭い鑷子等で採るなどしないと虫をみつけることができません)
ノルウェー疥癬治療のスタンダードというのはなかなかありませんが、「皮膚病診療24巻5号(2002年)」「皮膚科診療プラクティス10.治療にてこずる皮膚疾患(2000年)」、Andrews の皮膚科書などは、治療の実際について参考になるでしょう。
できるだけ毎日入浴、衣類やシーツも交換し、外用しますが、治療期間が数週から数か月かかることが多いです。角化部や痂皮の厚くついた部分は、ていねいに入浴時に洗ったり、外用も角質軟化作用を持つ尿素軟膏を併用したりする工夫が必要です。
普通の疥癬では寄生のみられない頭部顔面にも寄生がみられるので、こちらにも外用する必要があります。爪の部分への寄生もあり、たいへん難治です。
衣類やシーツにも無数の疥癬虫や卵が落ちていますから、交換はホコリをまきあげないようそっとして、大型のビニール袋につめて移動させる必要があるでしょう。
〈トピックス〉.
本邦では入手困難ですが(個人的に入手してチャレンジされている先生方はいらっしゃいます)、Andrews の皮膚科書などに記載されている治療法としては以下のようなものがあります。
Permethrin cream:外用の殺虫剤。オンコセルカ症の内服治療に用いられてきたIvermectin 内服が、ノルウェー疥癬にも有効と報告されてきています。
〈介護と疥癬〉.
介護者に疥癬がうつる場合、手首〜前腕の内側が好発部です。清拭や入浴介護などは、湯温を確認するため素手で行うことが多いですし、当然、半袖や腕まくりの状態で患者さん等を抱き支えたりすることが多いからです。処置後に介護者が手洗いする場合にも、手の部分はよく洗っていますが、手首や前腕は死角になっているのかもしれません。
外来で、手首〜前腕の内側にかゆみを伴う皮疹を見た場合には、疥癬トンネルの有無を注意深く観察したり、検鏡したり、患者さんが何らかの形で介護にかかわっていないか聞くようにしています。
介護者は処置後の手洗いやディスポ手袋の使用も大切ですが、手首〜前腕の内側に皮疹がでてきた場合には、疥癬を疑って、皮膚科受診したり、オイラックス軟膏を両肘から先に1週間程予防的に外用しておくのも一法です。安息香酸ベンジル等なら、5〜7日あけて計2回程使用すればよいでしょう。
普通の疥癬患者の入浴では、浴室や浴槽から感染することは極めて少ないと思います。しかし、ノルウェー疥癬患者が使用した場合には、浴室、浴槽、ストレッチャーに無数の疥癬虫や卵が残っていると考えられます。ノルウェー疥癬と気づいてない期間があった場合には、器具を共用したすべての方の疥癬治療を一度行っておいたほうがよいでしょう。
いずれにせよ、施設で疥癬患者を見逃すと、介護者自身が感染して疥癬を媒介したり、入浴施設などの共用から、数十人単位の集団発生を招きます。施設の責任者の方々自身が疥癬について勉強し、スタッフの教育や衛生管理を十分にしていくことが肝要です。
残念ながら、本邦では有効な疥癬治療法にお墨つきがありませんので、それぞれの施設の責任で使用しなくてはなりません。また、治療に際しての患者さんや家族への説明や、治療にかかるコストをどうするか等についても留意しておく必要があるでしょう。
(引用ここまで)http://www.teikoku.co.jp/contents/iryo/derma/20_kai3.html TEIKOKUSEIYAKU
長い文章ですが、ノルウェー疥癬はやはり介護の人やまわりの家族が感染しないように最新の注意を払わなければならないことが良くわかります。
最後の文章には、結局日本には有効な疥癬治療法に墨つきがないとあります!!
もしノルウェー疥癬にかかってしまったら、コスト面も含めてどのような治療をすすめるか相談しながら、根気良く治療を続けていくしかないようです。
犬猫の疥癬
犬猫の疥癬
疥癬は人間だけの病気ではありません。
人間の大事なペットたち、犬猫の疥癬もあるということを知り、ネットで調べてみました。
(引用ここから)
皆様の周囲に主に頭部だけが脱毛して皺(しわ)がより、粉がふいたように見え、少し目付きの悪い猫(猫に失礼かも?)はいませんか。これが猫の疥癬(かいせん)症でビゼンダニと言う肉眼では確認できないほど小さなダニの寄生によって起こります。最初は眼の上や耳の辺縁部からカユガリ始め次第に顔から頭部へ広がりますが、首から後や手足には広がらないのが特徴です。カユミが非常に強くストレスがたまるのか痩(や)せてきて衰弱しついには死亡することもあります。可哀想に思いながらも何ともニャン相が悪く、病変部がきもち悪いので放置されがちですが、主に猫どうしが接触することで感染を受けますので近隣に感染猫が一匹おればそのケンカ相手などに次々と感染しますから適切な治療が必要です。 犬にも同様に疥癬症がありますが、猫とは異なって全身に広がります。最初は耳の辺縁部がぶ厚くなりフケ様のものが付いていることが多くやがて全身に広がり、やはりカユミを強く訴え体臭が強くなることがあります。また猫や犬の疥癬症はヒトにも一過性に感染することがあり、抱きしめたりすると胸や腕の内側などの皮膚の柔らかい場所が咬(か)まれてカユミのある紅いポツポツができますからこのような時は飼い犬や猫を観察してみましょう。 治療はアロエでは治りません。殺ダニ薬を2〜3回注射するのが一番で約一カ月でよくなります。猫ではパッチリとした本来の涼しい目元をとりもどし、犬ではカユミがとれ毛がはえてすっきりします。また飲み薬や塗布薬もかなりの効果が期待できます。俗に耳ダニ症といわれるものがありますが、ミミヒゼンダニやツメダニが耳道に感染することによりおこります。これもカユミが強く、黒い耳垢(みみあか)が多量に溜まりますからさっそく耳の穴を点検してみて下さい。治療はダニを確認後主に点耳薬で行います。 他にはセキセイインコなど鳥類のクチバシやツメが異常に長く伸びたり、眼の周囲や脚が粉をふいたように見える場合も疥癬症の疑いがあります。
(引用ここまで)http://www11.ocn.ne.jp/~masa-u/pet_to_tomoni07.htm うしお動物病院
犬猫の疥癬もかなり痛々しく、やっかいですね〜(+_+)
野良猫で、痩せてて、頭が少しはげている猫って、ちょっと前はよくみかけたことあるような気がします。
他の猫とケンカしたのかな、なんて思っていましたが、もしかしたら疥癬にかかっていたのかもしれません。
しかもニャン相(この言葉結構好きかも。犬の場合はワン相?)が悪いなんて、野良猫としては一番嫌われてしまいそうですね。
猫は頭部以外には広がらないっていうのも何故か不思議な話です。
犬の場合は全身に広がって痒みを訴え、悪臭が。。(^_^;)これもまたかわいそうです。
犬猫の疥癬は、飼い犬、飼い猫ならすぐに異常がわかりそうです。
いくら清潔にしてても、散歩やなんかで他の犬猫と接触する機会はあるでしょうし、ペットの犬猫の疥癬にも注意したほうがよいですね〜。
何より、びっくり(@_@)したのが、犬猫の疥癬だけでなく、インコ疥癬まであるということ!!
インコの爪が伸びてたって、変だなって飼い主は気がつくのかな。。
くちばしが伸びるって聞いたこともないけど、どんな感じなんでしょうね!?
人間や色んな動物にもしのびよる疥癬虫・・おそるべし!!
疥癬の薬
疥癬の薬
もし疥癬かな、と思ったらもちろんすぐ病院にいくことが大事だと思いますが、どんな薬が処方されるのか不安だったりしますよね〜。
前もってどんなものが疥癬の薬としてあるのか、調べていくのもいいかもしれません(^^)
(引用ここから)
▼駆虫薬(内用)
※ストロメクトール
疥癬虫に対し特効的に作用します。塗り薬を使わずに、1回の内服で治癒可能です。 2006年8月に正式に保険適応となりました。
▼イオウ(外用)
※イオウ剤、610ハップ(ムトーハップ)
イオウ剤は疥癬に対して正式に保険適用されます。ただ、その効果は今ひとつで、必ずしも満足できるものではありません。610ハップはイオウを含む市販の入浴剤で、その原液を約5倍にうすめて直接塗布したり、50倍くらいにうすめて湿布することがあります。刺激がやや強く、使いすぎるとかぶれを起こすので注意が必要です。
▼クロタミトン(外用)
※オイラックス
正式な適応症ではありませんが、疥癬虫に対して駆虫作用を示すことから、疥癬の治療に広く使われています。オイラックス単独で用いるほか、安息香酸ベンジルを混ぜることもあります。使用例として、7日間毎日、頚から下の全身に塗ります。副作用はほとんどありません。
▼殺虫剤
※1%γ‐BHC、5%ペルメトリン
γ‐BHCは殺虫剤の一種です。効果が高い反面、毒性や蓄積性が高いので、その点に十分留意しなければなりません。吸収が高まるローション剤は避け、基剤にはワセリンを用いるのが基本です。びらんや傷口のある部位は塗らないようにします。通常、成虫には1度の塗布で十分ですが、卵には効かないので卵がかえる5〜7日後にもう一度だけ外用します。安易な長期大量使用はいけません。医薬品ではないので、医師の責任において使用することになります。
(引用ここまで)http://www.okusuri110.com/biyokibetu/biyoki_cnt_05-17.html 病気別の薬ホルダー
調べてみて驚いたのは、疥癬の薬には飲み薬もあるのですね!
てっきり塗り薬ばかりかと思っていたので、2006年に正式に保険適用になったというストロメクトールという薬、疥癬の薬として特効薬と書いてありますし、すごいですね。
疥癬の薬の外用薬として保険適用されるイオウの効き目はイマイチとのこと。。
しかもかぶれなど副作用もあるなんて、これはちょっと使いたくないですね(^_^;)
オイラックスって、よく耳にしますよね〜。
疥癬の薬だけではなく、一般的な痒み止めでもあるのかな?
夏に蚊とか、虫刺されの痒み止めのCMで、女優さんが「助けて!オイラックスぅ〜!!」って叫ぶシーンがあったような。。
「殺虫剤」っていうと普通だと、ゴキブリや害虫をシューッと殺すスプレーを連想してしまいますよね。
疥癬の薬なんでしょうけど、医薬品ではないってことで、刺激の強いものを体につけなければならないようでちょっと抵抗ありますけど、体に疥癬虫がいるとなると我慢して使うしかないかな。
お医者さんと相談して、上手に疥癬の薬をつかって早く治療したいですね。